今日最初の会議が朝10時に始まり、最後の会議が夜9時過ぎに終わりました。凄く疲れました。チリは基本ほっとくと会議の仕切りがいい加減です。けど一番疲れるのは、実は、日本人のブロークンな外国語を聞き続けることです。
なぜかというと、例えば日本語の喋り方で、英語や西語を話すので、解釈するのに両言語のコンテクストで理解しなければいけないから、日本人のブロークンな外国語が疲れる。
助詞がない言語で名詞だけ単独で言われたりすると、解釈不能に近い状態になります。でも職務上僕は理解しなければいけない。
入社してしばらくして、大学出て俺はこんな仕事してていいのだろうかと考えていたことがあって、その時に、じゃぁ自分が持っている価値って何なのだろうと考えていたことがある。何か職人的な技術はない、専門的な教育を受けたわけでもない、俺は何なんだろうと。
その時にたどり着いた答えは、自分はtranslatorだなということです。
翻訳は言語間で行われるものだけど、言語というのは国語だけではありません。会計の言葉があり、ITの言葉があり、商売の言葉がある。
事業家の言葉があり、投資家の言葉がある。
その翻訳という仕事がどうやらあるようなのです。
というのも、
そういう立場の違う人の間に立って翻訳をしていると
感謝されたり、知的だと思われたり、評価されたりするのです。
僕のやっている「翻訳」という仕事に必要なのは、言葉の知識ではなくて、話者の思考を理解することです。僕の優位性はどうやらそこにあるらしい、と感じてます。
でもそろそろ僕はこの翻訳の仕事を捨てて、他の力を身につけないといけないなと思ってます。
それが何かはわかりませんが、reactiveなものではなくて、proactiveなものなんだろうと想像してますが、それもありきたりで競争力なさそうだなとも感じるところです。
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