7/18/2012

JAL wifiを使ってみた


JALがWifiサービスを開始するという7月15日の成田ーNY便に乗ることになっていたので、使ってみました。
結論として失敗。

成田ーNY線の機内では、機内販売とかの冊子と一緒にWifi利用方法の案内が挟まれいて、
9月末までは一時間無料キャンペーン中ということで、乗客に専用IDとパスが記載されたカードが配られので、そのPassで試してみた。 なおこの無料ID/Passはスクラッチカードを削った後に見えるようになっているのだが、IDがやたら長く文字が小さい上に、スクラッチの銀色と文字の灰色が混ざって非常に見づらい。


この名刺大のカードの裏にスクラッチがある。


さて、機内に飛んでいるWifiに繋いでブラウザを立ち上げるとJAL-Wifiのサイトに飛ばされ、よくある「表示されている文字を入力してください」の認証が要求される。次に、それをクリアするとT-mobileのサイトに飛ぶ。僕のMack Book Proではここで認証ができなかった。先にもらった無料ID/Passを入力するのだが、やたら時間が掛かったあげく、「技術的な問題が発生しました」が出るばかり。

嫁のもらったスクラッチカードのID/Passも使ってみたが、やっぱりだめ。ブラウザを変えても駄目。それで、フライトアテンダントに聞いてみたら、Wifi担当者を呼んでくれて、その人に質問してみたのだが、他の乗客はiPadとかで接続できていたそうだ。サービス自体はOSを限定しているわけではないのだが、僕のPC固有の問題かもしれないとコメント。なのでiPhoneをつかってトライしてみたがやっぱり駄目。

しかしWifi担当者として飛行機乗って旅行できるのっていいなとか思ってしまった。フライト先での休暇くらい数日は取れるだろう。

なおこの担当者が食事後のタイミングで一斉に接続したせいかもしれないとのことだったので、時間を変えてやってみたが、今度は「現在使用できません」とのメッセージ。Wifiは捕まるのだが、ネットへの認証でアウトになる。

サイトの説明に依ると、北極圏近くや特定の国上空だと使用できないことがあるらしい。この時カナダ上空だったのだが、カナダが使用許可を出していないとは考えづらいので、北極圏マターだろうと思いたい。


カナダ北部で出た画面
(右上に「衛星接続無し」とある)

ということでNY到着3時間前でもまだネット接続に成功できなかった。ちょっと仕事をやろうと思っていたので、これは結構痛い。上空から「わははーい」とツイートもしようと思っていたので、残念だ。

左前の席の人はSkypeをやっていたが、二つ隣の席の人も繋がらなくて困っていた様子だったので、MacBookの問題でもなさそうだ。サービスとしてはまだ結構不安定なのかな。

仕組みとしては機体に取り付けられたアンテナから地上の基地局につながっているらしい。担当者の人がビジネスクラスのAPにアクセスが集中しているかもしれないと言っていたので、おそらく機内にいくつかAPがあるのだろう。なおWifiはどのクラスでも使用可能とのこと。



料金は一時間約12ドルor24時間約20ドルなのだが、一旦開始すると接続を切ってもカウントは止まらないらしいので、こんな接続状態ではちょっと有料で使う気起きませんねーのレベルだ。

北極圏に近づくルートだと尚更だろうな。ということで私のような素人にはお勧めできない。


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