11/29/2010

あの空の向こうに

相変わらず生活は落ち着かず
日々課題に追われて、書けることは沢山あるけれど
何も書く気がしない。

昨日の夜中に
会社の後輩の訃報が入ってきた。

大病を乗り越え、社会人になり
また病に侵されながらも、ずっと闘っていた。
明るく、誰からも好かれる性格で、
課の全員がずっと復帰を待ち望んでいた。

僕の異動が決まった時も、わざわざ挨拶にきてくれた。
いつか日本で再会できると信じていたから
何も言葉が無い。
何もできない。

ただただ、彼女にとって彼女の人生が幸せなものだっただろうか
最期の時を平穏に過ごしていただろうかと
祈る。


今頃、あの空の向こうにいるのだろうか。
恥ずかしくないように生きて行きたい。

11/21/2010

新居

疲れてます。
仕事が多いので。
そして引越もしているので。
しかし新居は良いものです。
そして最新のテレビを購入したら画質の良さに驚きました。
なんだこれは。。。!細かいところまでハッキリ見える!
ちなみにチリも日本式のデジタル放送がそのうち始まるみたいです。

今週はワインを飲んでませんが
先週、Pinot Noir を飲みました。
その名もアマイナhttp://www.amayna.cl/
ピノ・ノワールってあんまり飲んだことありませんでしたが
カベルネなんかとは全く違う風味。
このAmaynaは甘かった。

ネットなんかで少し調べてみたらカベルネとピノ・ノワールが赤ワインの二大品種で
正反対の品種と書いてありました。
そうなんだ。。。全然知らなかった。。。




これで赤ワインは
カベルネ・カルメネーレ・シラー・ピノノワールと飲んだので
次はメルローで一回りって感じです。
まぁ今のところシラーのi Latinaが一番美味しかったです。

ではまた。

11/14/2010

マンガみたいな一週間

最近ちょっと暴走気味で反省しているのですよ。
やっぱり肉体労働をしていないと自分がどこにいるのか
判らなくなりますね。

さて、先週はブラジルへ行っていました。2回目です。
前回は挨拶周りが多かったのですが
今回は仕事してきました。
見てください。

道なき道を行く。

ひたすら行く。

ちなみに周りに見えているのは
全てサトウキビです。ぜんぶ。

おっと
ここから先は企業秘密
見せられません

最後の帰り道
熱帯気候そのものでスコールが断続的にやってきて虹を作りました。
きれいやわー


ブラジルは良いところです。

このあとサンパウロでは重要な会議に出席。
英語とポルトガル語とスペイン語が混じり合う。
そしてスペイン語部分を僕が日本語に翻訳して伝えたりして。
会議の内容も、緊張感があり、即時の判断が要求される場面もある。
そして頭がキレる人達ばかりだ。
自分が役には立っているか不安だが、こういう場に居られてとても勉強になる。

しかし、去年の今頃、自分がこんな風に日々を送っているとは
全く想像できなかった。
こんな一週間を過ごしていて、なんか、マンガみたいだと思った。
自分の力でここにいられるのではないけど、
自分の実力を示したから、ここにこれたのも事実。

謙虚にだが大胆にいかねばならない。
その為には速いスピードで学ばなければ。。。

11/06/2010

評価と仕事 そしてワイン

なんだか落ち着かない毎日。
一つクリアしたと思ったらまた一つ。
仕事の締切を踏み倒す常習者になってしまったのだが、あまり罪悪感が無い。
先日上半期の査定があって、そんな俺が平均より上の評価。
そうそう、海外勤務だとボーナス査定は平均になってしまうと以前書いたけど、これは間違いでした。ちゃんと評価してもらえました。
で感謝してますが、たいして嬉しくない。
なぜならそもそも基準給が仕事に見合っていないのでね。。。という気持ち。

偉くなると給料が上がるのは何故なのか、その根拠は何なのか
ということをよくよく考えてみたのだけれど
いま俺にとっての答えは一つ。
それは他人の人生に影響を及ぼす決定を下す責任があるから。
仕事ができるかどうかは関係ない。頭がいいかどうかも関係ない。

もちろんベンチャーにおける創業者利益や、営業マンの歩合制なんかはこれに当てはまらない。だけどそういう人たちの上にいるマネジャーがなぜ他のスタッフより、より多くの報酬を得るのか。
それはそのマネジャーの決断によって他人の人生に影響を及ぼすから。
なぜ他人の人生に影響を及ぼす決断を下さなければならないのか。
それはより多くの報酬を得ているから。
いまそんな答えしか僕にはない。
それが、今の自分の社内等級が、そのような責任ある決断を下す位にない一方
実際現場では部下を持って、労務も引き受けざるを得ないという状況を
個人的に非常に納得がいかないと感じる原因と結果です。

金の話はいい、若い時の苦労を買ってると思うことにします。
(どうせ日本の口座に入っててもこっちじゃあまり使えないし、利殖もできないしね)


まぁもっと言ってしまうと、私の状況を知っている誰もが、おかしいと言ってくれるのですが、年に一回しか変更しないというシステムになったため、おかしいけど、もう一年待ってね。という意味不明の状態になっているのです。
目的と手段、システムと人間の優先順位がおかしくなってますな。はははは。

今流行りのドラッカーを一番必要としているのは、私かも知れません。


そんな今週の一本は
Casa Silva のSauvignon Gris。
Sauvignon Grisという品種はあまりメジャーじゃないので、現地の人やワイン好きの人も知らない人が多い。ちなみにSauvignon Blancの一種だそうです。

そんなものを何故私が知ってるかというと、とあるレストランで出てきたのを、上司が美味しいねと言ったのでメモっておいたから。このワインは人に幾つかあげたのだけど、自分で飲んでいなかったので、事後的に味見。

凄くフルーティーで、飲みやすい。
これはワイン苦手な人もいけると思います。
樽の風味はほとんど感じないので、
僕にはちょっと甘すぎると言ってもいいほど。
でももちろん美味しいです。

一回開けたら早めに飲まないと、風味が失われてしまうそうなので
3,4人で飲むのがよいかも。
魚介類やサラダに合うそうです。
http://www.vindivino.com/showwine.php?WineId=2504308
ちょっと変わったワイン、ちょっとしたプレゼントとしていかがでしょうか。

10/31/2010

今週のワイン Perez Cruz Carmenere

今週のワイン。。。

今日は日本人会の催しもので日本食フェアがあり、
夕食代わりにフラッと寄ってみました。
日本人ばかりだろうと思っていたら、現地の人が多くて盛況でした。

雰囲気は祭りの屋台みたいになっていたのですが
最も列をなしていたのがお好み焼き。
おそらく、天ぷらや手巻きずしに比べて認知度が低くて
いろいろ説明やら質問やらしていたのでしょう。
ソースとマヨネーズをかけずに食べてらっしゃる方もいらっしゃいましたね。。。

まぁそういうことで夕食を適当に軽めに済ませ
夜はワインを飲みました。

今週は
Pérez CruzというViñaのカルメネーレ(Carmenere)。
http://www.perezcruz.com/
この品種はチリにしかないと言われています。
かつてヨーロッパにも植生していたのだけども、病気によって全滅。
その後チリのワイン産業が発達していく中で「何だかチリのワインはCarmenereに味が似ているものがあるぞ」ということで専門家が調べ、フランスかどっかに保存されていた原木と遺伝子照合?かなんかしたところ、本物のCarmenereと判明し、今に至ると。
チリの地形がアンデス山脈と海に囲まれ、病気が入ってこない環境だったため、この品種が生き残って、チリ特有の「土着品種」として嗜まれているというワケです。ですので、チリワインのお土産には是非Carmenereを一本選んでほしいと思います。

先日のSyrahを買った時に一緒に購入したのがこのワイン。
お店の人のオススメを聞いて、値段の高い方を買いました。
といっても2000円程度。

飲んでみたところ、この間のカベルネやシラーと全く違った味わい。
この間のカベルネのどっしりとした感じに比べると、少しフルーティーで果物の葡萄らしさが出ていて、軽くて飲みやすい。

嫁はこれが今までで一番好きだと言ってました。
僕は先日のシラーの方が好きです。
こうやってワインを飲み比べてみるまで、これほど味が違うとは全く知らなかったけど、飲んだらわかる。全然違う。



ラベルも緑色で綺麗。

CAVの評価では88点。きっとその通り。

10/29/2010

ブラジル都市伝説

チリにはブラジルから出張で来られる人も多く、色々な話を聞きます。

ワールドカップとオリンピックを控えたブラジルですが
まだまだ危険がいっぱいの国。
そんな危険にまつわる都市伝説をご紹介します。

1.自動車走行中は窓を開けてはいけない。
信号で止まったら、横からピストルが出てきます。
なお日本人駐在員は防弾車が基本です。

2.小銭を常に携帯しなければいけない。
常識です。銃口が向けられた時にすぐ出せるようにしましょう。

3.警察に呼びとめられても窓を開けてはいけない。
本物の警察か分かりません。
窓を開けず、ドアにつけた専用マイクで会話しましょう。

4.バスに乗ってはいけない。
バスごと襲われます。

5.パソコン用のブリーフケースを持ってはいけない。
パソコンが入っていると思われたら、襲われます。

6.スニーカーを履いてはいけない。
スニーカーは金持ちの履物なので、襲われます。

7.スーツケースを転がしてタクシー乗り場に行ってはいけない。
見つかったら、襲われます。ホテル玄関から直に乗りましょう。

8.昼にホテルのロビーでパソコンを使ってはいけない。
銃を突き付けられパソコンを奪われます。

9.スーツを着てはいけない。
襲われます。仕事でもラフな格好で行きましょう。
ただしスニーカーはダメです。

10.乗ってよい地下鉄は青と緑の路線のみ。
赤の路線は危ないです。

11.空港で乗れるタクシー会社は一社のみ。
他は危ないです。また探し迷ってはいけません。襲われます。

12.飲んだ後歩いて帰ってはいけません。
襲われます。100メートルでもタクシーを使いましょう。

たぶん全部本当です。

以上。

10/24/2010

今週のワイン i Latina Syrah 2008


ワインを覚えるために、記録をつけているうちに
すっかりワインBlogと化してきました。
中略。
サンチャゴのショッピングモールは幾つかあるのですが
そのうちの一つAlto Las Condesに
CAVというワインショップがあります。

お土産用ワインの買い物にはよくMundo del Vinoという他のチェーンに行くのですが

http://www.elmundodelvino.cl/
個人的にCAVが気に入っています。

というのは、下のリンクを見てもらうとわかると思いますが
ショップの中央にカウンターが配置してあり、ここで試飲をできたりするのです。

以前ブログに書いた試飲会もここでした。


先日行った時は、セール品の試飲をしていました。
セールといっても安物だけではなく、中価格帯のワインもありました。
その日はCarmenereを探しに行ったのですが
試飲もしてみようということで、Syrahを二つ飲み比べ。
美味しかった方を買いました。
それが冒頭の写真、i Latina Syrah 2008です。
http://www.iwines.cl/default.asp?IDQ=5

昨日自宅で飲みました。
あのー、美味しかった。
カベルネがマイブームだったけど、撤回します。
これは美味しかった。
程よい酸味に良い香り。色も綺麗です。
値段は13000ペソ、2千円ちょっとくらい。

ちなみに
CAVはワインの評点しています。
http://www.lacav.cl/index.php?seccion=mesacata

買いたいワインの条件をざっくり入れるだけでも、

良いワインを教えてくれます。

値段と点数はあまり関係ないので、お土産探しにも良いかも。



なお、Latinaは91点と高い評価。
納得しました。

10/17/2010

今週のワイン Marques. Chardonnay

日本では落盤事故の報道がかなり凄いみたいだけど
ちょっと違和感のある記事発見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101016-00000049-jij-int
拝金主義って。。。ちょっと違うのでは。
こんなの日本だって何処だって一緒でしょ
別に人間性を踏みにじってるわけでもなし。。。

WCや今回の事故でわかってもらえたかもしれないけど
チリ人は南米の中では勤勉な人達だ。
などなど
ちょっとチリ人の味方をしつつ

今週末もワインを嗜みました。
今回は嫁が白が飲みたいと言ったので
チリの白ワイン入門としてMarques de Casa Conchaのシャルドネを購入。

地元の人も知ってる人が多いので
以前これを買おうとしてお店の人に聞いたら
確かに有名で良いワインだが、他の物を薦めたいと言われた。

といことは逆に入門にはちょうどいいのではと思い、
飲んでみました。
http://www.conchaytoro.com/our-wines/marques-de-casa-concha/technical-sheets-chardonnay/

Concha y Toro(コンチャイトロ)はチリで最も有名なワイナリー(でいいのかな)でオレンジラベルのSUNRISEは日本のスーパーでも良く売ってます。
Marques de Casa ConchaもConcha y Toroのブランドです。

樽の風味がほんのり感じられ、優しい口当たり
フルーティではないが、酸味は殆どないので初心者にも飲みやすい。
嫁は翌朝おいしかったと言っていた。

とりあえずこれを覚えとけば
来客が白を飲みたいと言ったときに保険になります。

10/14/2010

チリのニュース

これほどチリが注目された年があっただろうか。

チリって何処?あの細長い国でしょ。
というのが決まり文句だったのが

今年は大地震があり、被害の状況とともに
コソ泥の映像がチリ人の評判を落とし

ワールドカップでは40年ぶりの勝利とともに
ビエルサ率いる超攻撃的スタイルで
まさかの日本地上波放映。

そして今回の事故救出劇。
全世界が見守っているらしいね。

33人目が助かった時、近くの教会の鐘が鳴り響き
車がクラクションを鳴らして行きました。

そして先ほどレスキュー隊員も全て帰還。

最初は33人が全員助かるとは思えなかったけど
本当に良かった。

10/11/2010

一呼吸

全く仕事が終わらない毎日で
その中に来客や訪問も入ってくると、更に貧窮
家族が来てから2週間経ち、やっと少し落ち着いた

木曜日に取引先の事務所開きがあったので訪問。
19時から。
新しい事務所は新興オフィス街に構えられ
移転と同じくして人員も増強、他者から部門買収も行ったそうだ。

ここのE氏は僕のことをMy Friendと呼ぶ。
若くしてそれなりのポジションを務めている彼は
といっても30代半ばだと思うが
少し前の自分に僕を重ねているのかもしれない。
とりあえず、僕も彼もいつもオープンだ。

その帰りに、記念のワインをもらった。
綺麗な化粧箱に入っていたのを家に帰って開けたら
最近マイブームのカベルネ・ソービニョン
ラベルにGran Reservaとあったので、
これは美味しいだろうと思い、
子供を寝かせてから嫁と夜中のワイン。

カベルネは飲みやすい。
主に肉料理に合わせて飲まれるそうだが
深い葡萄色に柔らかな舌触り
酸味が抑え目で、ワインの苦手な人にも優しい。
と、思う。(あてずっぽうだけど)

日本では全く興味のなかったワインだけど
ここではこんな風に
幾つかの銘柄品種は覚えてしまう。

これは人に勧められる一本だな。

ワイナリー:TARAPACA
品種:Cabernet Sauvignon
ライン: Gran Reserva Etiqueta Negra

http://www.tarapaca.cl/our_wines/gran_reserva/etiqueta_negra_cs.html

10/07/2010

Ahora Bien

生き延びています。

生き延びています。

チリに着いてから子どもが咳をしていたので
日系の方に連れ添ってもらって病院へ行きました。

その数日後に発熱があったので、再度病院へ。
今度は自分たちだけで行きました。

わかります?
例えば英語、たぶん日本人一般的に6年くらいは勉強してますよね。
で英語圏で病院一人で行きますか?

スペイン語勉強して半年。
強行してみたわけです。
っていうかその度にひとの仕事邪魔できないし。
ううむ。
なんとなくはわかるよ。70%くらいは。。。

とりあえず子どもが元気になったのでヨシ。

タフになるよ。

以上。

10/01/2010

こっちの知り合いで
日本語の先生がいるんですけども
立ち話で本の話になって、チリには本がとても少ない。

その人の生徒が日本に行った時に、一番感動したのは本屋だったそうです。
本屋のデパートがあるって。
確かにところどころにビル全部本屋とかあるなぁ。
というかそういう品ぞろえのところに買いに行くなぁと思いました。

日本人はよく本を読む。
再販価格維持制度もあって一つの街にいくつも本屋があるのは当たり前だし
本屋に行けば必ず人が多くて邪魔だし
若者は本を読まないというけど、ケータイやネットで活字を読む量は結構あると思うし
電車の中吊り広告も雑誌や本の広告であふれている。

一方、チリではほとんど出版というものをしていないらしい。
そのため本も輸入品がほとんどで、
業者なのか関税なのかが上乗せされ、とても高い。
アルゼンチンへ買いに行った方が安いという話もある。

この違いがもたらす意味は大きい。
自助学習の機会が全く違う。
卑近な例でいえば、Excelの使い方など、日本なら1500円も出せばかなりマスターできる。

こういう環境の違いでは、新しいネットサービスやデバイスの持つ意味が違ってくる。
ガラパゴスというけれど、そうなったことの一つには、
日本の文化が欧米のそれとかなり違うという点はあると思う。

大きな本屋がほとんど無くて、しかも高いとなればKindleやiPadで
安価に素早く電子書籍を買うことができるメリットは日本のそれの比較にならない。

きっと日本でAmazonといえば、買いに行く時間と手間が省けるメリットが大きいけど
本屋に行った時の宝探し的な感覚が無くなるデメリットも大きい。
ここではそもそも機会費用がほとんど無くて、初期投資ができれば、メリットばかり。

だから日本では、そうでない国に比べて、デバイスが特殊な進化をするし
海外のデバイスやビジネスモデルがそのまますんなり入らないことがあるのかなと思いました。

そう考えると日本での電子書籍の普及のカギは、
紙かデバイスのどちらが読みやすいかではなく
リアル店舗の多さと品揃えの多様さに、いかに勝てるか、代替できるかだと思う。

ではまた。

9/29/2010

サンチャゴでの家族生活が始まりました。

今週土曜日に家族で日本を離れ、日曜日にサンチャゴへ無事到着。
家族での生活が始まりました。

30時間もの旅程はやっぱり楽ではありませんが、
ずっと座ってることよりも、むしろ空気の乾燥の方が後々大変で
気候の違いも相まって、家族ともども咳をしております。
僕は大丈夫だけど。

子供は出発前日に熱が出て、あやうく搭乗拒否になるところだったのですが
乗ったら思った以上に平気だったようで、ご飯もパクパク食べていたし
熱も徐々に下がって、着いた時にはむしろ元気だったような感じ。


あとは時差ボケですね。
これに勝てる人間はいない。なにせ13時間ですから。


しかし機内アナウンスでスペイン語が流れてきたときに、
ちょっとほっとした自分がいたのに驚きました。
サンチャゴはRelaxingです。
俺だけかな。

ちなみに、今回行きはLA経由、帰りはDallas経由で帰ってきたのですが
ダラス経由だと荷物を一旦出さずに乗継できるので、子供連れの我々には助かりました。
会社の規定でビジネスクラスだったので、ラウンジでシャワーも浴びれ一眠りできたし。

ではまた。

9/19/2010

ただいま帰国中&アイパッド

いま日本に帰ってきてます。
夕方、成田について4ヶ月ぶりに家族と会いました。
なんか子供が進化しとる。。。汗。
意思を持って自立歩行しているぞ。。。不思議だ。。。
自衛官ってこんな感じなのかな。

翌日は、実家で無線LANをセットアップ
買い物に行き、CDと本とiPadのケースを購入。
チリから帰国する人の為にUQ WiMAXを契約。これ最低月380円なので維持費が超安い。
本屋で英会話学校の勧誘のおねいちゃんに「僕チリから一時帰国してるだけなんで」と言ったら
話が盛り上がって20分くらい話し込んでしまった。
その人のおじさんが南米で大使をやっていたとか。

そうそうiPadを買ったのです。嫁に買っておいてもらいました。
これを持って木金土と会社。会議の議事録をとってみました。
まず、ノートパソコンと違って、開いても視界を邪魔しない。
サボってる感じが出ない。場所も取らない。
ソフトウェアキーボードでも、箇条書きやメモ程度なら全く問題ない。
ただしブラインドタッチは難しいかも。
それから人に写真とかイメージを見せる時は、凄くいい。
PCの様な起動時間がないので、まさにアルバム。
自宅ではTVを見ながら新聞を開く様な感覚でネットが簡単にできるし、
YouTubeなんか見てるとほとんどインターネットテレビ。
iPadを持ったことでiPhoneをいじる回数が劇的に減りました。

それからUQWiMAXを使った感想だけども
1。自分の使っているルーターURoad7000だと、電車の中で電波が捕まえづらいっぽい。
2。サービスエリア内でも建物の奥は届かない。窓際とかならいまのところ大丈夫。
3。スピードはさすがに光ほどは出ないが、それなりに結構早い。

日本は公衆Wi-Fiが全くないのが問題だね。
チリでさえ、喫茶店に入れば必ずと言っていいほどWi-Fiが飛んでます。

あとはやっぱりFlashだね。
iPadでNHKオンデマドが見れれば、現地でケーブル契約するより超安い。

もちろんこれもiPadで書いてます~

9/12/2010

Cata de Vino ( Wine Tasting )

これから日本へ家族を迎えに行きます。

その土産にと親父にワインの希望を聞いたところ
前回買っていない品種が出てきたので、また別のワイン屋に行きました。

仕事の後だったので、7時30分ころ店に着き、ぱっぱっぱと4本決定。
するとお店の人がテイスティングをするのでやってってくれとのこと。

下記写真のとおり、飲み比べをしながら蘊蓄を教えてもらいます。
地元のお客さんも含め6名で参加。
もちろん無料です。


左端のワインから一つづつ説明するのですが、一つ終わった時点で30分経過。

語るのにも熱が入ります。


左から、カルメネール、シラー、カベルネ・ソーヴィニョン×2
比べると、風味が明らかに違う。色も違う。
同じ品種のカベルネを比べても美味しさが違います。

ちなみに一番右端のワインが一番高く、ボトル一本7万ペソくらい。
1万2千円くらい。
日本の店で飲んだら、笑っちゃう値段になるでしょう。
でもこの日は全部タダ。

値段を聞いた時には皆笑顔に。。。。笑

ちなみに私は品種で言うとカベルネが好きだなと思いました。

終わったときには9時30分ころになっていましたが
よい経験でした。

9/07/2010

Vino

今日はワインを買いに行った。
ここで生活していると嫌でもワインに詳しくなる。
僕は日本にいるとき殆どワインを飲まなかったし、
飲んでも銘柄など何も気にしなかったけど、
こっちではそうもいかない。

会食の時に選ぶために覚えなきゃいけないっていうわけではなくて
飲んでると普通に「おいしいな」と思うことがあるから、そうすると何処の銘柄かなとチェックして携帯にメモるというのは自然な流れ。
こっちで飲むワインは日本で飲むよりおいしいと思う。

あるいはこっちの人に聞いたりすると、必ずその人の「コレ」というものを教えてくれる。
日本でワインの蘊蓄を語るとスカしてんじゃないよという感じになるが
ここでは、この銘柄のこれはおいしいと言うのは日常会話。

買う時には銘柄marcaと品種sepaを言うと通じるので、メモはこれ必ず。
僕はまだまだ年代までいきません。
今回買えなかったMarques de Casa ConchaのChardonnayは
以前チロエ島で飲んで美味しかったので覚えていた白。
時間があれば帰国までにもう一回探してみよう。

Casa SirvaのSauvignon grisという少し変わったsepaのワインをゲット。
これもCasa Marというレストランで飲んで気になったもの。
スーパーではあまり売ってないらしい。
(注:こっちは普通のスーパーでも日本の10倍以上はワインが置いてあります)

さらにこれ何がいいかっていうと、上の二つともせいぜい2000円くらいで
本当にブランドの銘柄を買わなければ、これ以上の価格のものを探す方が結構面倒。
選んでるとついつい高い方が良いように思えるけど、
コストパフォーマンスは2000円から4000円くらいのものが最もいいと言われる。
会社で箱買いして皆で分けると、さらに安く買えるので、
日本だったら絶対飲まないくらい安い価格帯で結構おいしいワインが買える。

最後に、買うときはReservaあるいはGran Reservaと書いてあるものを買うこと。
と教えられました。

チリだと赤というイメージがあるけど、白も美味しいと、
いろいろ飲んでる人が言ってたので、間違いないでしょう。
僕も最近そう思います。今日も2本白買い。

9/06/2010

It is not tough, I say.

ここ数日疲れ気味の日が続いている。
ブラジルは疲れた。精神的に。それも仕事がタフなのではなくて、人間関係というか、自分の立ち位置が難しかったということ。要はサラリーマンですね。
今働いている環境は結構面倒なところがあって、まずひとつは資本関係が少し複雑で、かつ自分は親会社であってパートナーではないから、一生懸命勉強して指示すればいいというような環境ではないということ。ある部分マネジメントで、ある部分は同僚です。また日本とこちらとの温度差があるということ。僕が現地スタッフを信用してても、こういう現場感のところで日本との話が通じないんだよね。きっと。
なぜかというと、もう自分のイメージを決めつけて働いている日本人がいるから。それと日本側の組織がややこしくて、こっちの命令系統が混乱するということもあって、これが一番腹の立つことです。最終的にトップの指示を僕が下から付きつけることになり、スッキリしましたが、なんで俺がやらなあかんのと思ってしまいます。なぜ上から下に指示が行かないのか。
誰もが認めていない人に誰も直接ビシっと言わない。で俺。俺ももう疲れたのでかなり強く書いてしまった。

まー1人で働いていると、ここらへんの不満は最終的には処遇に行ってしまいます。正直、僕は赴任して社内の等級は上がっていない。社内には課長以下であれば大体4段階の等級があるんだけど僕は下から二つ目です。確かに給料は増えたが、残業もつかないし、家族が一緒になると単身手当的なものが減って、さらに日本にいたときの給与に近づいて行きます。しかもボーナスの査定は無し、つまり自動的に真中の評価になる。いままで並より上の評価をもらい続けてきたので、最近体感給与が去年とほとんど同じになってきました。
しかもここの日本人は減員、かつ子会社が増える、15人部下がいて、3ヶ国語使って、という無双状態。この状態で日本からあれやれこれやれ期日を守れと来るわけです。
先にいた先輩は不満を自重していましたが、僕より等級2つ上だったし。
こういうことを放置してると組織がおかしくなるんだよね。
毎年9月に全社員の等級の再評価があるんだけど、おそらく僕は放置でしょう。あまり期待していない。

日本からの日本語の明細確認メールを全て英語で打ち返すという方針も、すこしバットに感情を込めて振りぬいているもので。(ここのスタッフは英語の講座が始まってとても楽しそうです。)
今まで我慢してきた先輩の存在を知ってるのでまだ自重していますが、相当溜まっています。

さらに何度か仕事の期日を落としておりますので、会社に文句は言えない部分もありますが
向こうから文句を言われたら、まずそっちが考えろと言いたいこと山々。

マジ勘弁(という歌が日本で流行っていると聞いた)

9/03/2010

床屋に行ってみた。2

前回トラウマとなった散髪

今回は超偉い人が来るので失敗できない
ということで、小職、守りに入りました。

こっから写真。

どりゃ



うつろな目



こんどはデキタョ




これ夜中一人で撮影してるます

参考:使用前

8/29/2010

ビーチへ繰り出した。

まだブラジル

なんか12時に迎えに来るからと言われて、
バスに乗ったらこんなところにつきました。


おっさんばっかり11人でリゾートでゆっくりしました。

前もって聞いてなかったので、海パンとか持っておらず、ただ寝ました。
チリは寒かったから久々に日光浴した気がする。Descanso

ここも冬だけど、全然寒くありません。かといって暑すぎもしません。
すごくよい気候です。

ちなみに海は岩礁があってマリンスポーツはできませんでした。
サメも出るらしいし。

半日だけだけどよい夏休みでした。

いまブラジル

仕事でブラジルに来ました。
今年の俺は冬がないと思ってたけど、ここは暖かくて気分がよいです。
土曜にパーティーがあって、夜中に終わり、今日はオフで皆でビーチに繰り出します。

人種とか国籍が入り乱れているのですが、最近気にならなくなりました。
アメリカチリ日本ブラジル日系ナミビア
言葉も日本語英語スペイン語ポルトガル語

よく柔軟性が大事とかいうけど
柔軟かどうかというより、とりあえず言葉とかそういうことを気にしなければいいんだと思う今日この頃。

8/25/2010

チリで働く支配人のブログ

先日やったテストの結果が返ってきました。
チリでテストと言うと基本的に七段階で評価をつけるようなのですが
語学会社の仕様で八段階で結果報告が来ました。
支配人として全員の点数を見たのですが、やはり学歴によって顕著な差がありました。
当たり前だけど、少し考えてしまいました。
差があるのは当たり前、だけど中間層というのがないんですね。
1、2、と来て次が8、みたいな。

なぜ考えてしまったかと言うと、
最近色々なニュースを見るにつけ
やはり日本は、頑張っても頑張らなくても余り変わらないという悪平等があると思うし、生産性を高めるにはもう少し差をつけるべきではないかと思い始めてたのですが
ここまでの差があると、いわゆる機会の平等が無いと思うのです。

我が社はどちらかというと家族経営的な、叩き上げや勤続が長い人が多い会社ですが、あまり人を育ててこなかったのではないかと感じることがあり、
今僕がやろうとしているのはそういうことで、
やっぱり、どの国の人でも、人間いまのままでいいとか思うと夢がなくなり怠惰になると思うので、目標を持てるようにということで
英語を一つのキッカケにしたいと思ってます。
これは歳も職種も関係ないからね。

運転手なら挨拶や簡単な世間話で
受付なら決まり文句でも丁寧な応援で
どこへ行っても向上の糸口があるというのが
良いところです。

もう歳だからと言ってしまったら
基礎学力が無いから無駄とか言ってしまったら
そこで試合終了ですから
無理強いはしなくても諦めもしないという感じで
コツコツやって行きたいと思います。

8/24/2010

チリ安全情報

下記、大使館からの安全情報
------------------------------------------------------
1.防犯情報(爆弾事件について)

  今月中旬、2005年からチリ国内にて発生している爆弾事件に
関与したとして、元左翼活動家を含む14名が警察に逮捕されまし
 たが、以後、サンテイアゴ市内では爆弾事件が度々発生している状
 況です。

  19日午後3時ころには、サンティアゴ市プロビデンシア区に所
 在するショッピングモール「パノラミコ」1階入口付近に設置され
 たゴミ箱内や、同所に隣接するマクドナルド店周辺にて音響爆弾が
 爆発しました。

  チリにおける過去の爆弾事件は、通常人通りの少ない深夜及び未
 明に発生していましたが、最近では日中の時間帯で人が集まる場所
 が狙われる傾向にあります。

  また、9月は軍事クーデター発生日等、特に治安に関し注意が必
 要な月でもあり、同様の爆弾事件が頻発する可能性があります。

つきましては、
   銀行や官公庁等の訪問は出来る限り短時間にする
   不審物件(置き去りにされたカバン、ペットボトル、消火器等)
  を発見した場合は、絶対に触らず、その場から迅速に離脱する
爆破予告等による警察の交通規制や誘導措置が行なわれている
  場合は、周囲の状況に十分注意を払う
   警察官等の指示がある場合は、それに従い慎重な行動をとる
 等を心掛けていただくようお願いいたします。
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いや、昨日このパノラミコというモールの近くで髪切ってました。
やばいなぁ。

8/22/2010

チリサッカー観戦

先輩に誘ってもらって
土曜日にチリサッカーリーグの
カトリカ大学対サンルイスの試合に行ってきました。
カトリカ大学といっても、普通のプロチームです。
http://www.lacatolica.cl/noticias/noticia.asp?id=6621

試合前の写真。

芝生はきれい。
陸上トラックなど当然あるわけもなく、見やすい。
席はコンクリの土台に木製のベンチで、
チームカラーの青と白のペンキで一応一人分のスペースがわかるようになってるけど
席番号なんかなくて、早い者勝ち。
日本のプラスチックの席より、この木製の席の方が座りやすいと思う。

この席で8000ペソ。
1500円くらい。日本より安いでしょ。

ハーフタイムに、お決まりのチャント。みんな総立ち。

試合は4-1でカトリカの勝利。

スタジアムは収容2万人くらいかな。
先輩は三ツ沢競技場を思い出すと言っていましたが
僕は柏日立グラウンドを思い出しました。
なかなかよい雰囲気でした。

8/20/2010

ルービー Cerveza

リーチーはインワーオンリーっていうか
ルービーもりーかなるーあー。
缶ルービーもあるけど、基本ルーボト botellaです。

パースーのルービー売りー場



この間チョイ高めのプレミアムっぽいのを飲んだけど
普通にまいうー。
これなら試し飲みも尽きませんな。

8/17/2010

語学1

本当は仕事をしなければいけないのですが、気が乗らないので今回は自分に気持ちいいことをブログに呟きたいと思います。

さて、先日スペイン語の先生に褒められました。(爆
やっぱり人に褒められるのは大好きですから、信頼できる人から褒められた時には、額面そのまま受け取ることにしています。スペイン語については、日本にいるときに習っていた先生にも今までで一番上達が早いと言われ、今回もこんな短期間でここまでできることは素晴らしいと褒められました。
はっきり言って、今はオフィスでは毎日ほぼ100%スペイン語なので、覚えないとやってけないし、環境がそうなってるんですが、以前から何故か僕は周りから語学できるキャラとして認知されてていたことが多かったような気がします。

といっても、自分よりできるひとはもちろん沢山いるわけで、僕レベルの人はそこらへんに沢山ることは僕も十分わかっています。しかし僕が一つ得意なことを挙げるとすれば、「実際に理解しているよりも話せてる感を出す」という点は結構いけてるかもしれません。(この次のレベルに行くには個々の単語の使い方をみっちりやらなければいけないでしょうが、そこまでやらないのが僕の悪いところです。)

他の人がどのように外国語を学習しているのかよく知りませんが、おそらく僕の言語能力に最大に貢献してくれているのは、中学校で習う文法基礎かなと思います。大学時代に塾の先生をやっていた3年超の間、中学英語文法と国語文法について噛み砕き教えることをしてました。これが社会時になって凄く役に立った実感があります。人に教えるために、きちんと文法というものについて理解することができた。そうすると、スペイン語を習う時にも、同じところと違うところがきちんと分別することができる。

頭の中に2つの言語の基礎文法が入っているから、例えば関係詞のようにコンセプトが英語と同じところは、そのまま使ってみることができるし、違うところは何故違うのかを質問することができる。要は、頭の中で新しい物事(ここではスペイン語)と既に知っていることの関連付けをすることができます。そうすると覚えやすくなる、というわけです。
ちなみに、日本語とスペイン語には似ているところが無いと思っている人もいるかもしれませんが、代名詞が動詞の前に置かれる点と、主語が省略される点は似ています。なのでスペイン語を勉強しているとき僕は基本的に英語文法をベースにして覚えてますが、その部分だけは日本語を使っているときの感覚にシフトさせる様な感じで覚えています。言ってみれば新しくゼロから覚えていないので、覚えるのが早いと思われたのかもしれません。「立ってるものは親でも使え」と。これも一つのエコかもしれません。

そんな感じで、この「同じ」と「違う」が分別できるということが、何事においても凄く大事な能力で、この力を磨けば言語に限らず色んなことが理解できるように思います。
人と会話していて噛み合わない時は、この「何を同じものとしてみなしているのか」が違うと感じることがよくあります。そういう時はいわゆる目線合わせなんかをして議論を作っていくと思うのですが、中には(仮にでも)自分の認識点から動かない人がいて、僕はほとんど人の好き嫌いしませんが、そういう人は僕が嫌いな人ですね。どうでもいいか。

いやしかし逆に言うと、言語学習が苦手な人っていうのは、日本語の感覚から抜け出せない、つまり自分の感覚から動けないっていうことかもしれませんが。。。

眠くなってきたので寝ます。(ブログは殆ど睡眠導入剤)

8/15/2010

センセ

今週は感動したことが二つありました。

一つはセンセ関係。
センセとはSENCEのこと。
英語のsenseではなくて、チリにSENCEという制度があるのです。
SErvicio National de Capaciation y Empleo の略の様です。(http://www.sence.cl/)
日本語にすると「雇用及び職業訓練に関する公的支援」とでもなるのでしょうか。

僕の知る限りの説明をすると
この制度は、企業人件費の1%を上限として、当該企業の従業員研修費を政府が負担するというものです。正確に言うと政府が負担するというよりは、当該金額を法人税額から控除できるという仕組みです。
この仕組みをSENCE(センセ)と呼ぶようです。
SENCEでは研修を受ける従業員の給与水準に応じて、補助が受けられるパーセンテージが決まっていて、給与が低い人については100%政府負担、中くらいの人は50%、そして高給取りは15%となっています。例えば、英会話講座を受講するとして、一人10万ペソとすると、薄給の人が受講すると10万ペソそのまま法人税から引けて、真ん中の人については5万ペソ引け、高給の人は、1.5万ペソ引けるというわけです。

この仕組みでは、政府負担の上限金額が企業の総人件費(基本給のみかも知れません)の1%となっていて、かつ、薄給の人ほど恩恵を受けやすくなっています。また同時に、企業としても節税というインセンティブがありますので、非常にいい設計だなと思います。

といっても、企業には制度を利用する義務がないので、経営者が使わなければそれ済んでしまいます。
もし経営者が単純労働者に研修は必要ないと決めてしまっていれば、従業員は恩恵を受けることができません。

そして我が事務所は今までこの制度を活用していませんでした。
僕が事務所の支配人になった時に(いや、これマジな話、いま支配人になってるんです、なんか)各従業員の仕事の整理をしたくて、過去の社内教育および個人の経歴について担当者に簡単な説明をしてもらいました。その際に、この制度の存在を知ったというわけです。

それからその担当者に、英語とMS ExcelについてSENCEの活用を検討するよう指示し、しばらくして、担当者は僕に英語講座の見積もりだけを持ってきました。Excelについては別の方法があったのでまあいいやということで、さらっと流しましたが、数社の見積もり内容を、担当者さんと少し検討して、とりあえず1クールやってみることに決めました。
すると担当者は僕に「ありがとう」と嬉しそうな顔で言ってくれたのです。

次の日、講義参加者を募ったら、なんと従業員ほぼ全員が参加の意思を示しました。
現地スタッフで一番偉い奴まで(高学歴だから必要ないと思ってたのに)予想外に参加したいと言ってきて
「これは良いことだ、ありがとう。絶対必要だ。今まで何回も日本人に見積もりを渡したり、説明したりしてきたけど、やってくれなかった。俺も英語を送付少しは喋れるけど使わないとやっぱり錆びるから、必要だよ。良いことだ。ありがとう」
と感謝されてしまいました。

僕としては、前に書いたように、いま事務所ではほぼ日本人一人で働いていて、自分がやるべきじゃない細かい仕事を、部下に渡すために必要だと思ってやったので、予想外にかなり感謝されてしまい、少し戸惑いました。
自分に見識があるとか、博愛主義者だからではなく、要は事業環境が変わって必要になったのであって、前任者と同じ環境にいたら、この決定はしていなかったかもしれません。

チリでは公教育のレベルが低く、おそらく貧富の差が大きい為に自費で受けれられる層も限られ、(といっても英会話学校は結構ありますが)社内教育で英語研修をしている企業も少ない一方、英語を喋られれば雇用機会が広がるため、沢山の人が英語教育を受けたいと望んでいます。

そういう意味では社内で英語講義を開催することは人材流出リスクがあります。
その為、通常、何らかの教育を受けされるときは、転職に対する制限をかけます。例えば○○年以内に転職した場合は、研修費用のXX%を支払わせる等。これは日本でもMBA留学者なででよく聞くきくそれです。
今回の英語の講義の受講者について、そういう制限をかけるかどうか考えていますが、まぁ「やってみなはれ」と自分に対して思っています。

とにかく
僕が一番気に入ったのはSENCEの発音が「先生」と似ていたからで、
自分がまぁやってみるかと思った理由は、たぶんそれだけではないかと。

もう一つの感動したことも話が長くなるのでまた次回。


でもさ、信じられる?これ全部スペイン語でやってるんだぜ。
(タッチのあの台詞みたいに)

8/13/2010

今日のパスタ

お疲れ様。
最近自分で料理をしてます。
といっても凝ると食べるのが夜遅くなってしまうので
簡単に、です。

よくパスタを煮るのですが
スーパーに瓶詰のパスタソースが売ってあるので
それを買ってきてちょちょいと合わせれば、まぁ食べられます。

しかし今回は麺を変えてみました。
下写真左に見えるDIVELLAというパスタ。



これはトウガラシが練り込んであって
それだけ食べてもピリッとします。
これにオリーブ系のパスタソースを合わせ、溶いた卵をからめたら
なにかカルボラーナの様になり
予想外においしかったという。

8/12/2010

四ヶ国語会議

もう12時過ぎてますが
眠れませんのでベッドの中から
iPhoneで書き込み。

今日は、比較的大きな会議でした。
国籍も様々で四ヶ国語がつかわれました。

スペイン語、ポルトガル語
英語、日本語。

スペイン語とポルトガル語はかなり似ていると
よく聞きますが本当でした。
初学者の私ですら、所々わかる。
ポルトガル語はスペイン語にフランス語のテイストを加えた様な
そんな感じです。

たまに英語になると
こっちの人特有の訛りがでて
一瞬わからなくなる事があります。
それについてはまた今度。

眠くなってきました。

8/06/2010

体調

最近体調が良い。

といっても咳が時々でるんだけど、
サンチャゴの湿度の低さのせいではないかと思っている。
というのもここ、基本的には砂漠で、海からも遠いので
湿度が低い。

体調が良いのは何故かというと運動をしているからで
基本的に毎週木曜日はサッカー
土曜あるいは日曜日はジョギングをしている。
ジョギングはどちらかというとサッカーの為に始めたのだけど
最近冬で朝めっちゃ寒いのと、
休みの日の朝は買い物に行きたいので(早く行かないと渋滞がひどい)
たまにさぼる。

サッカーは会社から車で15分くらいのところにあるミニコートでやっている。
一時間ぶっ通しで休みがない。
40代くらいの人がふつうにそれでやっているから凄い。
僕なんか若いほうです。


大きな地図で見る

始めて1か月ちょっと経つけど、昨日は一番動けました。
前回は足が攣るそうになったけど(結構攣る人も多い)
昨日は疲労も少なかった。

おかげで、膝から下の贅肉が少し取れ、
ぶよーんとしていた足に少し凹凸が。
たぶん血行も良くなってると思う。

ちなみに対戦相手は主に関係会社の皆様。
おかげで仕事上の関係もMejorado.

8/04/2010

成長

僕が今どういう環境にいるか
自分はもうしょうがないと思っているけど
良く考えたら知らない人の方が多いから
ちょっと説明

とはいえ会社のことなのであまり書けない。

しかしながらそれをいっちゃあ始まらない
ちゅうことで説明。

いまオフィスには15人くらいのスタッフがいます。
日本人は2人。出張で日本人がくることもあるけど。基本的に2人。
うち、お一方は出張が多く、半分くらいはオフィスにいない。
ということで日本人は殆ど私一人。

他の皆様は全員チリ人。
正確に言うと、日系の人もいますが、オフィスでは90%以上スペイン語。
一応この皆様の上司が私となっており、
当然指示や質問の類は、すべーてスペイン語。

そして小職のスペイン語歴は
日本での個人授業60時間、
こちらでの授業いま10時間くらいかな。
これでも先生には結構褒められた方だけど、日本人は誰も褒めてくれません。

そして現地関係会社の役員クラスとコミュニケーションするときは英語。
さらに日本からのメールは日本語。

ということで3か国語使ってます。
古い友達なら分かってくれると思うけど
別に僕は別にそんなこと目指したわけじゃなかったんですが

友人のRyohttp://blog.livedoor.jp/ryo_okuda/も3か国語使ってて
バイタリティすげーなと思うけど
何故か僕もそんな環境になってしまいました。
はっきり言って僕は楽しんでるだけで努力してませんけどね。

そんな私ですが
いま凄く違和感を感じるのが、
日本からはルーティンワークのメールが日本語でくるのに
こちらからチリ人は英語で返したりしていること。
少なくともこちらからスペイン語で国外に連絡することはまずない。

日本はチリにくらべ、教育水準も学習環境も凄く恵まれている。

チリにはちょっと昔まで2つしか大学が無かったらしいし
大学入試に英語の試験もなく、公教育の水準が悪く、貧富の差もあり
大学へ行くのは高所得者で、そういう家の子は
小学校から英語で授業をやる私学に通っているらしい。
だからそうではない殆どの人は高卒で働きながら大学に通って学位を取っていて
うちのスタッフもそんな人たちがほとんど。

で、なぜ日本人は英語で書いてこないのか。

僕がスペイン語で部下に依頼して
部下から戻ってきた返答を日本語で日本に返信とかしてます。
中には別会社の問い合わせが来りします。
大体貿易関係だったらどの国でも共通ルールでしょ。
たいした語学力はいらない。

間に僕が入る意味ないわ。

ということで、現地スタッフに英語を勉強してもらい
日本から日本語できたメールは全て英語で打ち返すという
ベテランの方からしたら迷惑極まりないことを画策しています。

良く考えたら僕のポジションが日本人である必要もないんです。

語っちまったぜ。

iPhone 使い始めました。

ちょっと間が空きましたが、
とりあえずまだ生きてます。

ところで、電話をiPhone3GSに変えました。
一応、上司が使う前のテストという名目で
変えちゃいました。

これ便利です。
というのは、BlackBerryだと、日本語の入力ができなかったのです。
正確に言うと、機能的にはできるんだけど、
この国ではできないみたい。

そんなことがここでは結構あります。

とりあえずまた。

7/25/2010

ワインばっかり!?

ふつう日本人のイメージだと
チリではワインばっかり飲んでると思ってる人が多いと思う。
というか自分自身もこっちに来る前は
「ワインばっかり飲まなきゃ行けないんだろうなー」と思っていました。

しかし実際こっちで生活しているとビールを飲むことも多い。
っていうか普段はビールで、お客さんとか歓送迎会のときはワイン
という感じかな。

ビールの銘柄は、
欧米系のものはマイナー。(日本のものは日本料理屋にしかない)
チリの地元のビールが幾つもあって、けっこうおいしい。



写真左から
1.クリスタル : CRISTAL
さっぱり系、コクよりも飲みやすさって感じ。水っぽいという人もいる。
サッカークラブの胸スポンサーで良く見る。http://www.cristal.cl/
2.クンスマン トロバージョ : Kunstmann TOROBAYO
たぶん地元人気No.1。日本だと黒ビールに分類されるかも。
チリに来たら飲んでほしい。http://www.cerveza-kunstmann.cl/
3.アウストラル ラガー : Austral Lagar
日本のビールに一番近いかもしれない。個人的にはこれ好きかな。
http://www.cervezaaustral.cl/web_austral/inicio.html

この他にもまだ幾つか地元銘柄があるので、またそのうち。

銘柄の名前でちょっとわかるけど、
チリのビールはドイツ系やチェコ系の移民が作ったものが多い。

ちなみに日本のビールによくある辛み、苦みが全体的にあんまりない印象。
やっぱり気候が日本と違うからなのか
真夏や梅雨に飲みたくなるスーパードライ系のビールにはまだ出会っていない。

ところで今日も窓から見える景色がきれいです。
昨日雨が降ったからかな。

7/18/2010

音楽の趣味

日本にいるときは
ほとんどミスチルばっかり聞いていた私。

しかしチリへ来てから、聞きたいと思わなくなってしまいました。
なんでげしょ。

環境の変化ですね。
湿った日本の歌はこの乾いた街には合わない。
聞いても元気になりません。

ということで、今日はCDを買いに行ってきました。
その結果が下。

どどん。

とりあえず90年代ロックということで
店のにーちゃんにコンピレーションアルバムが無いか聞いたら
ノリにノって色々出してきました。

最初はNirvanaとコンピで2枚と思っていたが
結局ガンズ、レイジ、レディオヘッドも薦められ、
他にも色々薦められたものの6枚で投了。

iTunesに落としながら流した感想。
レイジって煩い。。。。

そこまでロックを必要としていなかったので
NirvanaとRadioheadが僕にはちょうど良かったみたいです。
というかRadioheadかなり良い感じです。

7/11/2010

最新コミュニケーションツール

実は先日、愛用していた電子辞書が逝ってしまいました。
個人的に名機だと思っていたSIIのSR-G9000。
http://www.sii.co.jp/cp/products/english/srg9000/index.html
英語プロフェッショナルモデルではないのに、
英英系の辞書が異様に充実していた。。。
いま後続のモデルG9001には入っていないのです。
また、カラー&タッチペン全盛のいまの電子辞書業界において
モノクロ&ペン入力無しという独自の道を歩んでいる点も好きやった。。。

社会人になって初めて買った電子辞書
4万円を超えた価格を先行投資!と思い切って買ったのを思い出す。
こうして海外赴任できたのだから
投資は成功したと言えるのかもしれないな。

名残惜しんでいてもしょうがない。
いま最重要なのはスペイン語だ。


サンチャゴでの生活も二カ月が過ぎ、
自分の言いたいことの半分くらいは伝えられるようになってきた。
だけど相手の言うことは少ししかわからない。

そこで当社が導入したのが
以下のハイパーコミュニケーションマシーン。
その名も「Pizarra」


はい。ホワイトボードです。
スペイン語で「Pizarra」と言います。
A3より少し大きいサイズの壁掛け用ボードを机に置いて使ってます。

これ最強。

その場で図や時間軸を書くと、理解が早い。
言語能力をかなり補ってくれる。

コミュニケーションは言葉だけじゃない。
色とか音、味のコミュニケーションは文化の違いがでやすいけど
特に形、数学の分野に関しては世界共通だから、誤解も少ないと思われます。

iPadにも黒板アプリあるみたいだけど
大きさが半分以下だから、実用ではちょっと使いにくいかな。

現地スタッフも「これいいね」と言ってました。

(なお、実際には辞書が逝く前から使ってます)

7/04/2010

スキーに行ってきた。

ついにスキー場へ行ってきました。

自宅から車で1時間半くらい。
途中道具をレンタルしていったので
普通に走れば1時間くらいで行ける距離かな。

朝6時半くらいに家を出て、
先輩に案内してもらいスキー場に8時半くらいに到着。

日中は研修で来ている後輩S氏と一緒に滑りました。
まだ元気なころの俺↓

スキー場は下記。
http://www.elcolorado.cl/la-montana/mapa-de-pistas/
標高は3000メートルくらい。
ここで一句。スキー場、フツーに広い。ヒトいない。
上の写真の通り、全然人がいない。。。
午後から徐々に人が増えたけど、それでも中級コース以上はまばらでした。

一緒に滑っていた後輩S氏は、体育会系で
ちょっと前までバリバリのラグビー部、
ドMらしく、どんどん追い込んでいく。
しかも何故か俺にまで「休んではいけません」「頑張りましょう」
「もう少しです」とか追い込んでくる。
午後はリフト以外、休憩時間なし。

完全にやばい、きつい、間違いない
俺もう限界と思っていたら
最後の最後にS氏の方がクラッシュし、木の柵に激突。
とりあえず大きな怪我は無かったようで安心しましたが
それよりも
社会人になってからの予想以上の体力の低下に、心が折れた模様。
かなりへこんでいました。

いやーでも、気持ちよかったわ。

おかげで翌日は好例の全身筋肉痛。心地よい痛み。

ちなみに料金は日本並み、
レンタルとリフト券合わせて1万2~3千円かかりました。
こっちでは完全に金持ちのスポーツです。
でも、日本で考えてこの環境で一日その程度なら、安いもんだよね。

6/29/2010

旅の終わり

昨日、チリがブラジルに負け、
日本がパラグアイに負け、
自分にとってのワールドカップが終わりました。

やっぱり自国が出ていないワールドカップは、
見ていても気持ちが入りません。

今日で終わり。

一番印象的だったのは遠藤の涙かな。
殆ど感情を表に出さない遠藤が泣いていたのが心に残った。

今回のワールドカップ日本代表は色々言われていたし
自分もまたドイツの時のように負けるんじゃないかと恐れていたけど
終わってみて思ったのは、「苦労した人が報われた」大会だったんじゃないかということ。

遠藤は、いわゆる黄金世代の中では、シドニーでもドイツでも出番がなく
アテネも病気で欠場になって、このチャンスだけはという気持ちが強かったと思う。

長友や途中出場した岡崎も中村憲剛も、人一倍努力して代表に入ってきた選手で
中澤は前回のW杯の惨敗から一度は代表を引退して戻ってきただけに
胸に期するものがあったと思う。

今回のW杯日本代表が過去最高の結果を残したことは紛れもない事実だと思う。
もう一つ上を狙えたことは間違いないけれど、出し切ったんじゃないか。
悔いはあっても誰も責める気になれないだろうと思う。

選手がここまでやったら、後の結果を出す責任は協会とか偉い人にあると思う。

見ている人に感動を与える素晴らしい日本代表だった。

俺も同じ世代として
もし何かの機会で会ったときに対等に喋れるよう。
日本から遠く離れた地で頑張りたいと思う。
(記憶飛ばしてる場合じゃないな)


そんな機会あるかよと思うかもしれないけど
この間行ったレストランに本田のお兄さんが来ていたらしい。
南米の日本人コミュニティは狭いのかな。

6/27/2010

記憶喪失

記憶がございません。

チリの決勝トーナメント進出が決まった日、
12時回ってからの記憶が。
とりあえず試合後の街の様子。

さっそく落ちてくる紙吹雪

いつもより多めになっております。

続いて国旗も続々登場

他のビルからも続々国旗が

屋上で記念撮影してまず。

街はかなりお祭りモードで
夕方になってもクラクションが鳴りやみませんでした。
バスの中で騒いでる若者とかいたし。。。
歩いてる人もほとんど応援グッズを身に着けてました。

僕はこの後、知り合いの方の家に招待され
大変豪華な食事を頂いたのですが
そこでしこたまワインを飲み、
最後にウイスキーロックを3発浴びせられ
完全にいい気分になってしまいました。

朝目が覚めるとビールの空き瓶が転がっていた。。。。

酔っ払って帰ってきて、ビールを飲んだところまで覚えているのだが
そのあとどうやって寝たのか、記憶がない。
久々に飛ばしてしまいました。

自己嫌悪。
ご迷惑をおかけしました皆様もうしわけありません。

知らない間にストレスでも溜まっていたのだろうか。。。。
気をつけないとな。。。

6/22/2010

そりゃもう街は大騒ぎさ

ワールドカップでチリが48年ぶりに勝利した日は
アルゼンチンにいたため喜びを共有できませんでしたが、
今回2試合目はばっちりチリ国内で観戦しました。

あんまり書いちゃいけないかもしれないけど
会議室のプロジェクターで社員一同観戦。(会社了解済み)
結果は御存じの通り、1対0でチリの勝利!!!!

その瞬間から街はお祝いモードに包まれました。

(上写真)オフィスビルから出てくる人たち。白い斑点は紙吹雪です。

チリ代表の応援の掛け声は “ チチチ!レレレ!ビバチレ! ”
オフィスの周りはずっとその掛け声が聞こえていました。


(上写真)屋上に出てきて旗を振る人たち。
ビルの途中階の人たちも、窓を開けて旗を振ったり、紙吹雪をまいたり
掛け声に合わせて「ビバチレ!」と叫んだりしていました。


(上写真)スーパーの店員も店から出てきて街の様子をうかがいながら
お祝いモードで旗を振ったりしてました。

道行く自動車もクラクションで“チチチ! レレレ! ビバチレ!” とやったり
窓から旗をたなびかせていく車もいました。

ちょっと向こうの方では大勢のサポーターに車が止められて渋滞に。。。


いやーちょっと僕も興奮してしまいました。
チリ代表があまりにチャンスを外すので、叫びすぎで喉がちょっと痛い。。。

クラクションはほんと夕方くらいまでずーっと鳴ってました。
オフィス街でこれなんだから、ほんと凄いところは凄かっただろうなと思います。
そりゃ大使館も近づくなって言うわな。

とにかく人生でこれほど「そりゃもう街は大騒ぎさ!」というセリフがあてはまる一日は出会ったことがありませんでした。

6/20/2010

Copa Mundial Sudafrica en Sudamerica

Hola, Hola! Como esta?

ワールドカップが盛り上がっていますね。
やっぱり四年に一回、長く厳しい予選を経ているから違うね。
オリンピックと違って各国1チームずつしか出られないこと
どんな国にもチャンスがあること、
(そしてアメリカ・中国・ロシアが目立たないこと)
盛り上がるよね~

いま予選リーグの日程が半分ほど過ぎましたところですが
途中出張に行ってて
アルゼンチンー韓国戦を、なんとブエノスアイレスで見てきました。

その前に移動中の空港でイタリアーパラグアイを観戦。
開始直後は5~6人だったが、気づいたら50人くらい集まってた。
パラグアイの先制点では歓声が。やっぱり南米だからかな。

そして地の果てに行った帰りに、ブエノスアイレスのオフィスで大画面観戦。
WorldCup期間中、試合の時間は社内で観戦OKにしている会社が多いみたい。


試合は4-1でアルゼンチンの勝利。
当然街は盛り上がっているようで、
帰り道のタクシーから巨大なマラドーナを発見。
これか(笑)YouTubeで発見。

ちなみに、もしアルゼンチンが優勝したら、マラドーナはこの場所で裸踊りをしてくれるらしい。

飛行機内の新聞を見たら、サッカー一色。
新聞もテレビも、メッシよりマラドーナの方が露出大。
っていうかマラドーナ試合中も露出多すぎでしょ(爆)

なお、この前日にチリーホンジュラス戦があり、1-0でチリの勝利。
これは移動中で最後までみられなかった。。。
チリは48年ぶりのワールドカップ勝利とのこと!?
サラスーサモラノでリーグを突破したときは3引き分けで、1勝もしなかったらしい。

そういうわけでチリの新聞では「歴史的な勝利」と、かなり喜んでいます。
そしてサポーターが暴徒化してしまっているようで、大使館から注意が。。。

とりあえず、日本もチリもアルゼンチンも初戦勝利!

次のチリの試合は月曜の朝です!やばいぜー

6/17/2010

地の果てシリーズ

どうも。
今日サンチャゴに帰ってきました。
実は船を見にアルゼンチンへ行っていたのです。

今回はBuenos Airesから南下して、
ウスアイア "Ushuaia" というところへ行ってきました。
Tierra del Fuegoと呼ばれる諸島にある、世界最南端の都市らしいです。
場所は大体…ここらへん。


大きな地図で見る

いやー、今までに行ったの最南端はタスマニアのホバートだったけど、
まさかそれを超えるとは。
北はアラスカダッチハーバー、さらにチロエ島も殆ど地の果て。
自分がこんなにいろんなところに行くとは、
ちょっと前まで思ってもいませんでした。

ちなみに、夜はセントージャというカニを食べました。
手前がムール貝かな。右奥がセントージャ、そして左奥が


…ウサギです。

ウサギの肉食べました。

まー普通でした。鶏肉みたいな感じ。
もちろんアルゼンチンワインもしっかり楽しみました。

そして最近恒例と化している景色ですが

…とてもきれいでした。


自分がデジカメで撮った写真とは思えないほど綺麗だね。
(これでもブログ用に画質落としてます)
あんまりゆっくり見る時間はなかったけど、絵葉書の世界です。

今月も6回飛行機に乗って、疲れました。
あと2回乗る予定があったんだけど、延期さして頂きやした。

6/12/2010

風景に感動した

チロエ島は雨の島です。
特に冬は雨が降る。
金曜日の帰りはこんな感じ。


大学時代に沖縄で遭遇した台風よりも激しい雨だった。
突然やんだかと思うと、突然降ってくる。
景色は全て道と大地と雨雲。
ワイパーをMAXにしても間に合わないほどの雨。
おかげで飛行機に乗り遅れるところでした。

そうかと思えば綺麗な日もあります。

火曜日の朝はとても寒く、芝も凍っているほどで
朝は車のフロントガラスが凍っていました。

寒い中先輩の運転する車にのっていたら、雲ひとつない快晴。
早めに宿舎を出たおかげで道は空いていました。
道中の丘の上から見えた空一面が、虹のように七色になっていて、
感動しました。
いままで見たことのない綺麗な空でした。

6/06/2010

床屋に行ってみた。

思えばいつから髪を切っていなかったのだろう。

余りに伸びてきて、みっともなくなってきたので
ついに切ることにしました。

といっても、お店で何て言えばいいのか…
どの店がいい店なのか…(なぜか近所に床屋が多い。)

やはり地元の人に聞くのが一番なのだ。

で、行きました。
お手伝いのHさんがわざわざ店までついてきてくれ
(たぶん息子みたいに思ってるんだろう)

この店は誰が行っているとか教えてくれ、注文までしてくれました。
「Mismo corte. ほにゃほにゃ」
これ直訳すると「同じ長さ」って意味なんだけど
「伸びる前と同じ長さに切って」ってことらしい。

で、Hさん、どうやら俺が切り終わるの待ってる。
(あれ、一時間とか待ってたら大変じゃないかな、まあいいか)

そして散髪開始。
ザクザク、サッサ、ものの5分で終了。(そういうことか)
料金は5000ペソ(約900円)

はい。できました。


Hさん爆笑。
「Como bebe! como bebe!(赤ちゃんみたい!)」

たしかに前髪Mismo Corteだわ。




あー あー あー ・・・・(やっちまったなー)




山がきれい。 だなー

6/05/2010

日本語に似ているスペイン語の単語

いまスペイン語を勉強している中で
自分自身が幾つかの方法をつかって
単語を覚えようとしていることに気付きました。

1.英語と似ている言葉は英語と関連させる
2.意味は違うけと音が日本語と似ている単語は日本語と関連つけて覚える
3.スペイン語の中で派生語はまとめて覚える

一番難しいのは、上記のような「フック」が全く何もない単語。これは難しい。
魚の名前なんかは前から聞いてるものが多いから大丈夫だけど、たとえば野菜の名前なんかは、かなり厳しい。
現地特有の野菜もあるみたいだからね。
日本語で言ったら「くわい」みたいなものかな。
くわいは外国人にとって覚えづらいよね!?
ただこれはStarWarsのクワイ・ガン・ジンに結び付けて覚えられるけど(爆)

英語に似ている単語は結構あります。
difference (English) → difrencia (Spanish)
Theory (English) → Teoria (Spanish)
感覚的に言うと、形而上の言葉?というか、会社で使うような、概念の言葉は結構英語とかぶる印象があります。
学問や理論に関する言葉はそのまま輸入されてるものも多いだろうしね。

長くなってますけど、最後に
覚えやすいスペイン語講座で締めくくります

単語(音)→意味     
taco(タコ) →渋滞
abogado(アボガド)→弁護士
toro(トロ)→雄牛
vaca(バカ)→雌牛
ajo(アホ)→ニンニク


やっぱりこうなっちゃったか。。。
ちなみにこちらでは千ペソのことをLucaと言います。
「これいくら?」「4ルカ」みたいな感じ。
何かカッコいいので使ってます。
日本で言うと、、、、「諭吉」か。(ちなみに1ルカだいたい170円)

6/02/2010

今週は特に何もありません。

どうも。
特に何もありません。
ブログの為に何かをするなんて、それじゃぁLogにならないからね。
何もしないよ。

今週ちょっとスペイン語の授業を受けています。
とりあえず1週間だけ。
いまやっと落ち着いてオフィスにいるので、
先月よりかなり改善してる気がする。

いま会社はほぼ全部スペイン語。当たり前だけど。

最近英語がスペイン語に置き換わってしまっている感じ。
まずいかな~

ま、いいや。

そんな、特に何もない日にYoutubeを見ていたら
楽しい動画を発見しました。



Improv Everywhereいいね。

こういうの日本でもやってほしいね。
やりたい人はいっぱいいるだろうけど
やらせたい人はいるのかな。
最近モール間の競争も激しいと思うので
是非やってほしい。

5/30/2010

Vista bonita きれいな景色

今朝は天気がいい。

素晴らしい景色。

アパートの窓から、すぐそこに冠雪した山々が見えます。



初めて一人で車を運転してセーターを買いに行ったんだけど

今日は天気が良くて、ガスも出てなかったので

山がすごくきれいに見えた。

運転してて気持ちが良かった。

こんな日にドライブしたら最高だな。

道を覚えよう。

5/27/2010

チリでの運転2

運転関係
なんか反応が良かったのでもう一本

前回の投稿の事情もあり(一通地獄)
運転手さんに道を案内してもらいながら、
自分で運転してショッピングモールへ行きました。


大きな地図で見る

右上に見える白い建物がサンチャゴでも有数のショッピングモール”Parque Arauco”

その前の通りがAve. Presidente Kennedy。
なんでケネディ大統領の名前がついてるのか、それは置いといて。
ここ、なんか100Km/hくらい出すんだよね。
まじやばいです。

それと、案内されてるときに運転手さんが
真っ直ぐを指しながら「右、右」とか言うのよね。
危ないじゃん。

あの、きちんと覚えてなかったんだけど
スペイン語で

真っ直ぐ = derecho(デレチョ)
右  = derecha(デレチャ)
orz

殆どおんなじ。
事故の原因になってるんじゃないか!?

そして

左  = izquierda(イスキエルダ)

なんでやねん。

もう左もderecheとかにしてしまえ!

ちなみに休日の方が道は空いてるそうです。

5/22/2010

チリでの運転

今日ほんの少しだけ運転をしました。

帰国する先輩から車を引き継いだので、運転せざるをえませんでした。
ところが外は雨、しかも夜。
そしてチリは左ハンドルです。

その上、下の地図を見てください。


大きな地図で見る

そうなんです。
サンチャゴは殆どの道が一方通行。

ということで、さっそく逆走してしまいました。
でもなんとか帰宅。車庫入れも済みました。

先輩も何度も逆走したことがあるそうです。

。。。。ちょっとづつ慣れて行こうと思います。

5/21/2010

Campo

今月は飛行機に7回乗りました。
乗継を分けたら8回だね。人生最高記録かな。そりゃ落ち着かないわ。
新しいことばかりなので、人に話したいことだらけだけど

先週はチロエ島というところに行ってきました。
チロエ島は世界遺産があって、チリ国内でも旅行者が多いそうです。
大体ここら辺↓

大きな地図で見る

かなり地の果て。

道中で、リアルに馬や馬車に乗っている人を見かけました。
あのー乗馬を楽しんでるんじゃなくて、本当に、移動手段が、馬。
馬車も、あんな英国貴族が乗っているようなもんじゃなくて、
ただのリアカー引張らせて、その上に立ってるだけみたいな。
ものすごく写真撮りたかったですが、さすがに失礼かと思い断念。

だけどまあこんな感じのところです。
運転したらこんな感じ。
ハイジの世界です。

帰り道、途中フェリーに乗るところでカニのむき身を購入。
帰宅したのは10時過ぎてましたが、
頑張ってカニクリームスパゲティを作りました。

名付けて「勇気のいるカニクリームパスタ」

味は…結構うまかった。カニの味が濃かったのか幸いしたのかな。
あるいは、自分が何食っても大体おいしく感じるという
幸せな舌を持つということに負う部分が大きいのではないか。
ということで.

Chao Chao.